ヨハン・シュトラウス1世 (1804.3.14-1849.9.25)
Johann Strauss I

オーストリアのウィーンに生まれたヨハン・シュトラウス1世は、父が経営する居酒屋で楽士たちが弾くワルツを聞いて育った。その後バイオリンの手ほどきを受け、楽団で演奏するようになる。自ら管弦楽団を率いた後は自作のワルツを各地で演奏し、宮廷舞踏会指揮者にも任命された。ワルツ、ポルカなど多数を作曲し、ウィンナ・ワルツの礎を築き、「ワルツの父」と言われる。
ヨハン1世に続く長男のヨハン・シュトラウス2世(ワルツ王)、二男ヨーゼフ、四男エドゥアルトの活躍によって、ウィンナ・ワルツは世界中で愛されるようになった。

ラデツキー行進曲 (1848)
Radetzky Marsch  Op. 228

1848年の革命の際、革命軍に勝利した英雄ヨーゼフ・ラデツキー将軍を讃えて作曲された行進曲。現在でもウイーンフィルのニューイヤーコンサートで必ず演奏され、観客の手拍子が入ることで有名な曲である。

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