デミトリー・ショスタコーヴィッチ (1906-1975)
Dmitry Dmitrievich Shostakovich

バーレスク (ヴァイオリン協奏曲 第1番 作品77 第4楽章) (1948)
Burlesque (finale of violin concerto No.1 Op.77)

ショスタコーヴィッチはレニングラード音楽院に学び、19歳の卒業制作「交響曲第1番へ短調」作品10の初演 (1926年) により一躍名声を博してソ連が生んだ天才と讃えられた。ヴァイオリン協奏曲は2曲書いているが共に名手ダヴィッド・オイストラフに献呈された。「第1番イ短調 (ユダヤの民族詩から)」作品77は完成後作曲家批判があったため、発表が1955年に遅れた。
バーレスクとは「ふざけた」「おどけた」「まねて茶化す」の意味があり、絵では「戯画」、劇では「滑稽物」、文学では「茶番作品」のことである。

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