Alphonse Hermann夫妻に献呈された曲。1905年から1910年の間に『L'Estudiantina』から出版されたということ以外、詳しい事は判らない。 4つの楽章からなり、「行列」「セレナーデ」「オレンジの木の下で」「ボレロ」と名付けられ、極めて美しく平易な旋律を持つところから、 マンドリン渡来初期の合奏や初心者合奏では良く取り上げられた曲である。